暁月は「ぎょうげつ」と読みますが、
ここでは「あかつき」と読む事にします。
文字通りの意味で言えば明け方の月です.
月は日が昇ると消えてしまう。
決してでしゃばらない存在だ。
必要とされない時は表に出なくとも
その影響は大きい。
この娘は、自ら光を放たなくとも、
与えられた光を優しく返してくれる
そんな存在であって欲しい。
この娘は半眼である。
仏様の目と同じで、意味としては
半分開いた目で外の世界を見、
閉じた部分で己を見つめる。
・・・が、私の場合ちょっとニュアンスが違う。
人の悪い部分に目を瞑り良い部分を見る。
慈悲深い目だと思う。
月には再生の意味もある。
己の過去を消して生まれ変わりたいという
気持ちがこの娘を生み出させたのかもしれない。