春の野に咲く「姫踊子草」からとりました。
以前散歩日記でウツボグサと間違えた花です。
紫色の小花をたくさんつける花ですが
その名前の由来はよく知りません。
踊子という名前がついた花は意外に多いですね。
踊り子といえば昔ある店で踊っていた
女の子を思い出す。
ロシアあたりから来たというその娘は19歳
同国から来た他のダンサー達と小さなマンションに
5〜6人で同居していた。
華やかに見える仕事だが、国で待つ家族のため
稼ぎのほとんどを仕送りに回している。
したたかな一面も、強気な鼻っ柱も全て家族を支えるためである事は
踊りの合間の休憩時間にふと見せる寂しげな表情で解ってしまう。
ある意味、彼女に限らず、人間は全て
運命に踊らされてる踊り子に過ぎないのではないだろうか?
2005.04.14