オビツヘッドの首穴加工。

オビツヘッドをクールガールボディに装着する場合
ボディジョイントの加工、もしくは
首穴の加工が必要になります。

ここでは、私のしている首穴の加工を紹介します。

首穴の加工といっても方法はいろいろとありますね。
切り目を入れる方法、熱処理にて広げる方法など・・・
私の場合、ルーターにて適度な大きさに広げてしまいます。
何故この方法か?
いえ、ただ単に一番手っ取り早いからです(^^;


まず、ヘッドの首穴を観察します。
穴の奥のほうに更に伸びた薄い膜がありますが
これはボディの首ジョイントの頭を支えるためのものですので
傷つけないように削らないといけません。

次に首穴より少し小さめのビットで
首穴全体を均等に円を描くよう
広げていきます。

この時、あまり強く力を入れないで
均等に削れることだけに集中します。

細すぎるビットや、変形したものは
削りむらの原因になるので、
きれいな円柱形のものを使用します。

程よく穴が広がったら
直径5ミリの円柱形ビットを
首穴にまっすぐ垂直に入れて削ります。

ルーターが左右にぶれないよう
角度には注意します。
そして、ゆっくり前後に動かし
削り面が滑らかになるように
丁寧に仕上げていきます。

そして、このくらい仕上がりましたら
出来上がりです。

削り面の細かいざらつきが気になるようでしたら
箸の先に2000番程のサンドペーパーを
巻いたものでくるくると擦って仕上げてください。

頻繁にヘッドを取り替える方は
首穴の入り口の角をペーパーで丸く均し、
面取りをするとヘッドへの負担が軽くなります。
この場合でも、できるだけ均等に
ペーパーを回転させながら
傷をつけないよう均してください。